メータオ・クリニックについて

  • 2012/09/23
メータオ・クリニックについて

メータオ・クリニックは、1989年、軍事政権による民主化運動弾圧のさなか、ミャンマー国内からのがれてくる人々を救うためにタイの国境のメソットという町の、小さな掘立小屋から始まりました。その設立者である、カレン族出身の女性医師シンシア先生は当時また20代でした。現在、このクリニックは内科、外科、産婦人科、小児科病棟を備え、患者の治療を行うほか、移民や難民など、多岐にわたる活動を積極的に実施し、15万人以上にも及ぶビルマ・タイの国境住む人々を支え続けてきました。しかし、サイクロン被害、孤児の流入等、クリニックを取り巻く状況はますます深刻化しています。