学生の皆様へ

メータオ・クリニック支援の会(JAM)では、毎年夏に、スタディーツアーを開催しています。学生のみなさまのご応募をお待ちしています。

 スタディーツアーでは、メータオ・クリニックの訪問をはじめ、移民学校訪問、国境見学、メータオ・クリニック代表シンシア医師との座談会も実施しています。2012年度に実施されたスタディーツアーでは、国境の街・メーソートにある難民キャンプ訪問も行い、 タイに住むビルマ難民・移民の方々の状況をより身近に感じて頂きました。

 今メータオ・クリニックが直面している課題は何なのか?ミャンマーの民主化の動きが国境の街にどの様な影響を与えているのか?

 現場に足を踏み入れ、ビルマ移民・難民の方々と直接触れ合う事で、テレビでは報道されない「ミャンマーのいま」を、ぜひ肌で感じて頂きたいと思っています。このスタディーツアーにはJAMのスタッフが同行しますので、安心してご参加頂けます。


◆参加者の声
(2008年度スタディーツアー参加者レポートより一部引用)

 私たちがクリニックに着いて真っ先に目にしたのは、妊婦さんとその妊婦さんを大切そうに後ろから支える旦那さんのご夫婦の姿でした。 難民・移民として逃げてきた人々が多く住むこの場所でも、当たり前のことですが、このように新しい生命の誕生があることに触れ、改めて 20年間続いてきたこのクリニックが支えるものの大きさを感じました。

 人は生きていれば、子どもを産むことも、病気になることもあり、それを支えるこのクリニックは、ここで生きる人々にとって、なくてはならない存在になっています。緊急避難的に難民・移民として流入した多くの人々の生活は、もはや長期化し、子どもたちの世代にまで渡っています。

 ここで産まれた子どもたちには、国籍がありません。ビルマ/ミャンマーの戸籍もタイの戸籍も得ることができないので、クリニック独自に出生証明書を発行しています。ここで生まれた子どもたちが大きくなったとき、両親の故郷であるビルマ/ミャンマーのことをどのように思うのだろうか、と考えてしまいました。


【これまでのスタディーツアーについて】

⇒2012年度スタディーツアーのご報告
⇒2012年度スタディーツアー概要
⇒2009年度スタディーツアー概要
⇒2008年度スタディーツアーレポート

 

【今後のスタディーツアーについて】

 スタディーツアー参加者募集のご案内は、HPまたは毎月発行している会報メールで行っております。今後の募集が固まり次第、HPまたは会報メールでご案内させて頂きます。スタディーツアーついてのお問い合わせは、こちらから受け付けております。多くの学生の皆様のご応募を、お待ちしております。

【個別のご訪問を希望される方へ】

訪問希望の方へのご案内をまとめておりますのでこちらをご確認ください。
  ⇒クリニック訪問のご案内