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孤児の数は2006年度は1750名、 2007年度は2374名。2008年のミャンマーでのサイクロン発生直後の1ヶ月間だけでも新たに500名近くの孤児が確認されています。 2008年度は、大幅に孤児の数が増える見込みです。
ある孤児院では、先生2人に対して孤児が50人います。 この孤児院で1年間に必要な経費(家賃、孤児の服や蚊帳、食費等)は649750バーツです。日本円で換算すると年間約194万円必要です。その中でも食費の占める割合は、とても高く、385000バーツと日本円で約115万円かかります。
孤児の人数は、増え続けており、食料の価格の高騰が世界的に著しい現在、さらに食費に負担がかかっています。 成長期に必要な魚肉類、野菜、果物などは孤児院が年間予算内でまかない、メータオクリニックは保存しやすいご飯や固形物等のドライフードを主に、これら29校の孤児院へ配給しています。
それでも、実際のところ、栄養バランスの偏りなく食事を摂取できている子どもは少なく、 メータオクリニックには、栄養失調、脚気、貧血等の子どもが多く運ばれてきているのが現状です。